くだらない冗談でも、真面目な質問でも、子どもにとっては聞き役に徹することが大切です(mits / PIXTA)

子どもに安心と愛を感じさせる8つの方法

現代は誰にとっても困難な時代であり、特に子供たちにとってはなおさらです。 ごく普通の暮らしを送っていても、大人たちの不安、心配、恐怖などが醸す雰囲気があらゆる場面に浸透しており、子どもたちにとって、そんな大人の事情を理解し、それに対処するのは困難です。

そんな大人の世界の出来事は親であってもコントロールすることはできないかもしれませんが、それらの大人の事情が家族に与える影響の度合いを調整することならできます。 そして、子どもたちが安心して過ごせるような、温かく快適なオアシスを作ることが大切です。

子どもたちは家庭で「親から世話を受けている」といった安心感を感じるべきですし、また自分の好きなことをし、自由に遊び、探索し、時には子供らしく愚かになり、そして休息できる場所を持つべきです。

ここでは、子どもたちが家の中で暖かさと快適さを感じることができるように、親が常に心掛けて実践すべき8つの方法をご紹介します。

 

リズムを遅くする

 

常に勢いよく走ってはいけません。 日常生活のペースを落とし、時間、空間、静けさを十分に確保します。 そのためには、子どもたちが参加するアクティビティを減らしたり、いつもより頻繁に「ノー」と言うことを覚えたりする必要があります。

 

忙しさを楽しい活動と休息に置き換え、人生のシンプルな喜びを楽しむ時間を持ちましょう。

 

楽しい思い出を見せる

 

家族で過ごす特別な時間の写真は、子どもたちに、自分が愛されていること、自分は家族の一員であること、そして人生には良い時だけでなく、辛い時もあることを思い出させてくれます。 笑顔を誘う写真や、家族の思い出が蘇るような写真を家に加えてみてはいかがでしょうか。

 

栄養価の高い食事を共有する

 

一緒に食べると絆が深まります。 デジタル機器をすべて脇に置き、食卓を囲んで食事をしたり、おしゃべりをしたり、そういう時間をお互いに楽しみましょう。食事の時間をルーティン化し、定期的に行うことで、子どもに安心感を与えることができます。

 

相手の話を聞く

 

毎日のように次から次へと仕事が舞い込んでくるかもしれませんが、子どもに話しかけるときは、必ず子どもが話すまで待つようにしましょう。 でも、子どもが自分の考えを話してくれたり、本で読んだ面白い話をしてくれたりしたら、聞いてあげてください。 あなたのリスニングスキルを磨き、あなたがいつでも彼らのためにそこにいて、話したり、共有したり、心を開いて話したりする準備ができているというメッセージを彼らに送ります。

 

1日のリズムを見つける

 

規則正しい生活リズムを持つことは、家族全員にとって驚くほどの快適さをもたらします。 ほぼ同じ時間に起床し、同じ時間に夕食を食べ、同じ時間に仕事を終え、毎日同じ時間に就寝することで、全員の昼夜のリズムが保たれ、不安が軽減されます。 可能な限り普段通りの生活をすることが大切です。

 

情報を厳選する

 

デジタル機器やテレビは世界へのゲートウェイであり、生活に混沌をもたらします。 これらのことにできるだけ注意を払い、教育的、刺激的、インスピレーションに富むもの、楽しいと思われる音楽やエンターテイメントを家庭で用意してください。

 

自分を大切にする

 

子供にとって、親のストレスほどストレスになるものはありません。 あなたが、あせっていたり、心配していたり、ストレスを感じていたり、不安を感じていたり、空虚感を感じていたりすると、子どもたちはそれを感じ取り、影響を受けてしまいます。 自分を大切にすることは、決して自分勝手な行為ではありません。 十分な睡眠、十分な水の摂取、運動、栄養のある食事、自分の時間を確保し、スピリチュアリティとつながるなど、基本的なことを大切にしましょう。

 

より高い知恵を求めて

 

子供たちにスピリチュアリティについて話し、より高い知恵を求めることで正しい視点を保ちます。 自分のスピリチュアリティを高め、子供たちが自分のスピリチュアルな旅を完成させる。 あなたの基本的な信念が何であれ、それを子供たちと共有し、大きな疑問に答えられるようにし、謙虚さを保ち、年長者の助言を求めましょう。

(翻訳者・里見雨禾)

 

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