(aijiro / PIXTA)

意外に知らない 漢方医に診てもらう前のタブー

神医と呼ばれた中国古代の扁鵲には数々の伝説が残っていますが、「その中の一つに斉の国王である桓侯の病気を見抜き、3度助言したが、聞き入れてもらえず、病の症状が出た時には、手遅れになっていた」という話があります。

当時は、もちろん検査技術も機器もなかった時代でした。そんな時代にまだ現れていない病気を言い当てるなんて、扁鵲の「望診」が神がかっていたことを示しています。

「望診、聞診、問診、切診」の四つの診断をもって患者を見る「四診」は、東洋医学の主体となる診断法で、そのなかの、特に「望診」、なかでも舌を見ることは、寒・熱・虚・実の判別に直結しとても重視されてきました。

▶ 続きを読む
関連記事
食後の眠気は、糖質の摂りすぎだけが原因とは限りません。中医学が考える「脾胃」の働きや、主食を極端に減らすことの落とし穴を解説。食後10分の散歩、食事の4原則、3つのツボも紹介します
膝の痛みは、軟骨のすり減りだけが原因とは限りません。中医学では、膝や腰の弱りと体全体の状態を結びつけて考えます。歩き方や首のこわばりにも目を向け、自宅でできるケアを紹介します
顔色の赤みや黄ばみ、青白さ、くすみは、体調の変化を知る手がかりの一つ。中医学での5つの顔色の捉え方と、唇や目元に現れる注意したい変化、手軽にできる指先マッサージを紹介します
中医学における「デトックス」は、体本来のバランスを支えるという考え方。時間帯と体の働きを結びつける「経絡時計」の仕組みから、背中を鍛える4つのエクササイズまで、毎日の養生法を紹介します
首や背中の痛みは、普段の座り方や寝転び方が関係しているかもしれません。負担をかけやすい4つの姿勢と、こまめに体を動かすコツ、自宅でできる体幹トレーニングを紹介します