展示されている米軍のプレデター無人機。イメージ写真 (Photo by JUNG YEON-JE/AFP via Getty Images)

アフガニスタンでイスラム国系テロリストを爆殺、無人機使用=米中央軍が声明

米中央軍は現地時間8月28日早朝、アフガニスタンでイスラム系テロ組織「ISIS-K(イスラム国・ホラーサーン)」のメンバーが乗る車両を無人機で攻撃した。

アメリカ中央軍のビル・アーバン報道官は、「米軍は本日、ISIS-Kの立案者に対し対テロ作戦を実行した。無人機による攻撃はアフガニスタンのナンガルハル州で行われた。ターゲットの死亡を確認した。民間人の死傷者に関する報告はなされていない」との声明を発表した。

ISIS-Kはイスラム国(ISIS)系のテロ組織とされている。26日にカブールの国際空港で発生した自爆テロについて、ISIS-Kは犯行声明を発表しており、今回の空爆は米軍の報復であると考えられる。

26日の自爆テロにより、米国の兵士13人とアフガニスタン人160人以上が命を落とした。

死亡したテロリストが26日の事件に関与していたかは明らかにされていない。

(大紀元日本語編集部)

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