喧騒に満ちたナイジェリアのアパパ港。巡視船の上空をヘリコプターがホバリングし、戦闘艇がうなりを上げて通過する。ドックではナイジェリア国旗をペイントしたドローンが出動を待っている。いずれも、米国の支援を受けたイニシアチブ「ディープブルー」によるものだ。船員たちにとって世界で最も危険な水域において、海賊による襲撃を阻止するための試みである。写真は6月、ラゴスで行われた海賊対策訓練(2021年 ロイター/Temilade Adelaja)

アングル:海賊行為多発のナイジェリア沖、鍵は経済回復

[ラゴス 17日 ロイター] – 喧騒に満ちたナイジェリアのアパパ港。巡視船の上空をヘリコプターがホバリングし、戦闘艇がうなりを上げて通過する。ドックではナイジェリア国旗をペイントしたドローンが出動を待っている。いずれも、米国の支援を受けた1億9500万ドル(約214億円)規模のイニシアチブ「ディープブルー」によるものだ。船員たちにとって世界で最も危険な水域において、海賊による襲撃を阻止するための試みである。

西アフリカ約20カ国に接する大西洋上、235万平方キロ以上にわたって広がる水域は「海賊回廊(pirate alley)」と呼ばれる。東アフリカのソマリア沖での治安が改善されて以来、全世界の海上での拉致行為はほぼ全て、この水域で発生している。

ナイジェリア海事管理保安庁(NIMASA)のバシル・ジャモー長官によれば、「ディープブルー」によって第2四半期には海上での拉致行為を根絶することができたという。昨年は同水域における船員の拉致被害は過去最高の130人。世界のそれ以外の場所では5人だった。

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