米軍のアフガン撤退 人道危機は防ぐことができたはずだ=米軍元大佐
8月の最初の2週間で、米軍のアフガニスタンからの撤退は屈辱的な敗北に喫した。米国は外交的そして心理的な打撃に苦しんでおり、それは世界のいたるところで反響をもたらしている。これは間違いのないことだ。
9.11以来、アフガニスタンにおけるアメリカの本質的な任務について、私は「Guard Duty(警護任務)」と呼んできた。その言葉を最初に使ったのは2012年のことだった。国内外で米国の国家安全を保障するために、米軍は過激派イスラムテロ組織を攻撃し、損害を与えなければならなかった。それはつまり、イエメンやソマリア、アフガニスタンなどの無政府地域における彼らの拠点を無力化することを意味する。
無力化すると言っても、私たちがそれらの場所を占領しなければならないという意味ではない。そして、私たちがそれらの場所で国造りや文化の変革に取り組む必要もない。それはあまりにも膨大すぎる課題なのだ。
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