米民主党上院議員がFTCにテスラ調査を要請、運転支援機能の消費者向け説明問題視
[サンフランシスコ/ワシントン 18日 ロイター] – 米民主党のリチャード・ブルーメンソール、エドワード・マーキー両上院議員は18日、連邦取引委員会(FTC)のリナ・カーン委員長宛てに書簡を送り、電気自動車(EV)大手テスラに対する調査を要請した。テスラが自車に提供している先進的な運転支援機能について、完全な自動運転だと消費者に誤解を与える説明をしており、危険をもたらしかねないとの理由だ。
両議員は、テスラとマスク最高経営責任者(CEO)が自車の能力を繰り返し誇張しており、テスラのドライバーと移動する全ての人に重傷を負わせる、ないし死亡させるリスクにさらしていると指摘。「ドライバーはテスラの主張を聞いて、自分たちの車は完全自動運転機能を備えていると信じており、これは致命的な影響を及ぼす可能性をはらんでいる」と強調した。
FTCの広報担当者は書簡を受け取ったことは認めたが、それ以上のコメントを拒否した。テスラはコメント要請に回答していない。
関連記事
国内ではファイヤーフォールを敷き、海外では世論戦を仕掛ける中共。では、中共のプロパガンダをいかに見分ければいいのか。習近平個人への批判は避けたり、法輪功迫害などの人権問題に沈黙する言説を流す人物は、中共の買収されているあるいは影響下にある可能性があると専門家はいう
中国共産党の日本への渡航自粛呼びかけで、打撃受ける中国系企業はどこか
世界が注目。ブルームバーグが選ぶ2026年の旅行先に台湾。夜市の熱気と食文化で、台北が存在感を強めている。
ロシア連邦捜査委員会は22日、モスクワで車爆弾が爆発し、ロシア軍参謀本部の高官が死亡したと発表した。当局は殺人事件として捜査を進めている
香港で12月18日、現金約10億円が奪われる強盗事件が発生。警察は15人を逮捕したが現金は回収されておらず、計画的犯行として捜査を続けている。