8月9日、ブリンケン米国務長官は南シナ海における中国の行動を「いじめ」と非難した上で、同地域での紛争は「安全保障や商業に深刻な影響を及ぼす」と警告した。写真は1月21日、北京で撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)

南シナ海での中国の行動は「いじめ」、安全保障に深刻な影響=米国務長官

[ニューヨーク 9日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は9日、南シナ海における中国の行動を「いじめ」と非難した上で、同地域での紛争は「安全保障や商業に深刻な影響を及ぼす」と警告した。

海洋安全保障に関する安全保障理事会の会合で「ルールに従わない国家が何の責任も問われなければ、あらゆる場所で野放しの状態や不安定さが広がりかねない」と指摘。「海上での船舶同士の危険な衝突や、不法な海洋権益の主張を進めようとする挑発的な行動が見られる」とした上で、「他国が合法的に海洋資源にアクセスできないような、威嚇やいじめ」の行動に懸念を抱いていると述べた。

これに対し、中国の戴兵国連次席大使は、米国が「何もないところで問題をあおり、挑発行為として南シナ海に高度な軍艦や航空機を恣意的に送り込み、公然と地域諸国にくさびを打ち込もうとしている」と批判。「米国こそ南シナ海の平和と安定に対する最大の脅威になっている」と主張した。

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