政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(写真)は29日の参院内閣委員会で、感染症に対して集団免疫を得られるワクチンの接種率について、国民の70%程度では難しいとの見解を示した。6月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

集団免疫得られるワクチン接種率、70%程度では難しい=尾身会長

[東京 29日 ロイター] – 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は29日の参院内閣委員会で、感染症に対して集団免疫を得られるワクチンの接種率について、国民の70%程度では難しいとの見解を示した。

尾身会長は、現在流行しているデルタ株の感染力が強いこと、残りの30%の人々の間で感染の伝播が継続すること、海外の文献などでワクチンによる免疫効果が徐々に減少してきて再び感染することがあると分かってきたことなどを理由に上げた。

そのうえで「なかなか実際には70%くらいでは無理。何%かと言うのは難しいが、我々はもう少し接種率を上げていく努力をしていく必要がある」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
Foxニュースによると、中東各国は、米国とイランの最新の協議について、慎重ながらも楽観的に受け止めている。一定期間、緊張緩和につながる可能性があるとの見方が出ている
台湾空港の撮影禁止エリアを無断撮影し、SNSに公開した中国人インフルエンサーを2年間の入国禁止処分に
フランス当局が、中共に関連するとされる「海外警察署」9か所を摘発したと仏メディアが報じた。国内治安総局は、国境を越えた弾圧への対策を強化している
ウクライナの無人機による継続的な攻撃は、ロシアの精製能力に深刻な打撃を与え、全国的な燃料不足危機を引き起こしている。最近、ロシア政府は初めて問題の深刻さを認め、国内供給の逼迫を緩和するため、数十年ぶりにガソリンを輸入する計画だ
中国で7月1日に施行された「民族団結進歩促進法」。中国国内の少数民族への弾圧だけでなく、「越境弾圧」を強化し、日本でも拉致される可能性がある。ウイグルやチベット、南モンゴル、香港の出身者らに強く警告