一部報道やアナリストによると、北朝鮮では為替レートや商品価格が乱高下しているようだ。大規模な対中貿易が再開しておらず、食料不足が深刻化しているという。写真は北朝鮮の国旗。北京で2016年1月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

北朝鮮で為替・商品価格が乱高下、国境封鎖が響く=報道

[23日 ロイター] – 一部報道やアナリストによると、北朝鮮では為替レートや商品価格が乱高下しているようだ。大規模な対中貿易が再開しておらず、食料不足が深刻化しているという。

中国の北朝鮮向け輸出は、年初は着実に回復していたものの、5月の輸出は271万ドルと、4月の2875万ドルから急減。新型コロナウイルス対策の一環で導入された国境封鎖が近く緩和されるとの貿易関係者の期待に水を差す形となった。

北朝鮮国内の状況を外部から把握することは難しいが、今週の一部報道によると、中国は新型コロナ対策の国境規制を少なくともあと1年継続することを計画しており、北朝鮮経済の見通しが悪化している。

▶ 続きを読む
関連記事
クリスマスの灯りが世界各地でともる。宗教や国の違いを越え、人々はそれぞれの思いを胸に、静かにイルミネーションを見上げている。
クリスマスに何をもらったらうれしい? 箱の中の父親と、初めての子犬。読んだあと、心が少しあたたかくなる話。
台湾中央気象署によると、24日午後5時47分ごろ台湾東部の台東県付近でマグニチュード6.1の地震が発生した。最大震度は台東卑南で5弱。各地で震度1~4を観測し、防災警報(国家級警報)が発令された
頼清徳総統は、訪台した日本の国会議員団と会談し、サプライチェーンのリスクや経済安全保障を巡り、日台の連携を一層深める必要性を強調した。
最近、米テック大手が就労ビザ保有社員に海外渡航の自粛を呼びかけている。在外公館での審査遅延と安全保障を理由とした審査厳格化により、出国後に再入国できなくなるリスクが高まっているためだ。