【歌の手帳】五月待つ
五月待つ花橘(はなたちばな)の香をかげば昔の人の袖の香ぞする(古今集)
歌意「五月(さつき)に咲く橘の花を、今年も心待ちにしてきました。その香をかぐと、昔親しかった、あの殿方の袖の香を思い出せますもの」。
よみ人知らずの歌です。「袖の香」の持ち主は男性ですので、歌の作者は女性でしょう。作者が男性であれば、女性がもつ「長く美しい髪」を歌に詠んだはずです。柑橘類である橘は、花は鑑賞の対象になりませんが、芳香がすばらしいので文学の題材となります。
関連記事
外反母趾は見た目だけの問題ではなく、足全体の使い方にも関わります。早い段階なら、足指やアーチを整える運動が、痛みや負担を和らげる助けになるかもしれません。
恐怖は心だけでなく、体にも影響を残すことがあります。頻尿、不眠、動悸と腎の関係を中医学の視点で解説します
「もう年だから」「今さら遅い」。そう思っていませんか?向上心は年齢に関係なく、誰もが持てるものです。日常の中で実践できる7つの方法で、もう一度「なりたい自分」を目指しましょう
一枚の桑の葉が蚕の体内で絹糸へと変わり、礼制や衣冠文化を支え、五千年の中華文明を紡ぎ出していく。小さな生命の神秘と悠久の歴史の源流、そして万物に宿る秩序と思索を描いた文明論エッセイ
数百年を生きるグリーンランドサメの目は、200歳を超えても衰えていなかった? 最新研究で判明した、老化しない網膜と強力なDNA修復機構の驚くべき実態とは。人間の視力低下を防ぎ、加齢に伴う眼病治療の未来を変える潜在能力に迫ります