【歌の手帳】五月待つ
五月待つ花橘(はなたちばな)の香をかげば昔の人の袖の香ぞする(古今集)
歌意「五月(さつき)に咲く橘の花を、今年も心待ちにしてきました。その香をかぐと、昔親しかった、あの殿方の袖の香を思い出せますもの」。
よみ人知らずの歌です。「袖の香」の持ち主は男性ですので、歌の作者は女性でしょう。作者が男性であれば、女性がもつ「長く美しい髪」を歌に詠んだはずです。柑橘類である橘は、花は鑑賞の対象になりませんが、芳香がすばらしいので文学の題材となります。
関連記事
基隆の海鮮の美味しさ、私だけが知っているなんてもったいないです。今回は基隆の八斗子漁港へ足を運びました。地元ガイドさんに案内してもらい、彼の心温まるもてなしで八斗子漁港の絶景を存分に楽しみました
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。