(William Brawley/Flickr)
【医学古今】

鼻水に命門のお灸

鼻水は鼻粘膜の分泌異常によって起きる症状で、現代医学では耳鼻科で治療しますが、漢方医学の場合、鼻は肺の付属器官だと考えています。ですから、鼻の症状は肺の状態を調節しながら治療します。

それ以外に肝、胆、胃、大腸の経絡も鼻や副鼻腔の周囲を通っていますから、鼻の症状はこれらの臓腑の状態を考えて治療する場合もあります。

もう一つ陽気不足によって起きる鼻水があります。このような患者は、鼻詰まりやくしゃみなどの症状がなく、普段鼻の異常をほとんど感じません。しかし、ちょっと寒くなり体が冷えると、透明の水のような鼻水がたくさん流れるように出てきます。症状は一見重いようですが、いったん体が暖まれば鼻水はすぐ止まり、異常もほとんど感じなくなります。

▶ 続きを読む
関連記事
「明日もまたバタバタしてしまった」――そんな日が続いているなら、今夜2分だけ試してほしいことがあります。翌日の予定確認から服の準備まで、明日を少し楽にする7つの小さな習慣を紹介します
サウナの熱は、心臓、脳、気分、代謝に関わる働きを刺激する可能性があります。研究が示す効果と安全な入り方を解説します
傷が治りにくい、風邪が長引く、疲れが抜けにくい。免疫老化の背景にある炎症、睡眠、孤独との関係を見直します
喉の乾きや午後の疲れが気になる白露に。さんま、里芋、豆乳、梨で、秋の乾燥に備えるコンビニ薬膳ランチ
考え事で眠れない、夜中に目が覚める。中医学の視点から、不眠のタイプ別に食養生とツボ押しを紹介します