≪医山夜話≫ (11)
金銭で買えない病気の代役
私の友人に、ダイアナという女性がいます。ある日、病院に行った彼女は医者に言いました。「この世の中、何でもお金で買えますが、私の代わりに病気にかかってくれる人はなぜ見つからないのでしょうか? お金を使えばどんなサービスでも手に入りますが、私に代わって病気になってくれる人が見つかりません」。この話は一見、とてもおかしく聞こえますが、これはまさしく彼女の心の底から発した声なのです。
某大手会社の副社長を務めるダイアナは地位と名声を手に入れましたが、健康状態は悪化しました。自分の肥満症を治すために、彼女は知恵を駆使して世界で最も先進的な治療法を探っていました。
ダイエットのため、彼女は最も有効的かつ簡単であると思われる方法を選びました。自分の胃袋の3分の2を切除することにしたのです。これが、過食で太る悩みを根本から解決すると思っていました。しかし、手術後彼女はいつも飢餓感に襲われ、一日3食から一日10数食に変わり、体重は以前より増えてしまいました。
関連記事
肩の痛みは「安静」だけでは回復しません。簡単な可動域テストで状態を確認し、急性期を過ぎたら軽い運動で自然な回復を促すことが、五十肩の予防につながります。
真冬は肺が乾き、腎が冷えやすい季節。脾を養い、気の上下を整える食事が大切です。ターメリックと魚介を使ったパエリアで、体の内側から冬の乱れを調えます。
毎日触れるスマホ、実は細菌だらけかもしれません。便座以上とも言われる汚れを、端末を傷めず安全に落とす方法を専門家が解説。間違いがちなNG清掃にも注意喚起します。
ドアノブで「パチッ」となる人は要注意。静電気は乾燥だけでなく、体の内側の不調サインかもしれません。水分補給や服選びなど、今日からできる改善法をわかりやすく解説します。
夜更かしは肌荒れや記憶力低下だけでなく、免疫や代謝にも影響する。中医学がすすめる4つの回復習慣を取り入れ、体への負担を最小限に抑える方法を紹介。