リトアニア、中国との「17+1」から正式離脱 欧州のさらなる結束を促す
リトアニアのガブリエリュス・ランズベルギス(Gabrielius Landsbergis)外相はこのほど、同国がすでに中国と中東欧17カ国の経済協力枠組み「17+1」から脱退したことを明らかにした。外相は、欧州連合(EU)の真の結束のために、他の国も「17+1」から離脱する必要があるとの認識を示した。
ランズベルギス外相は米政治専門紙「ポリティコ(Politico)」(21日付)に宛てた電子メールで、「17+1はもう存在しない。リトアニアは、現実的に考え離脱した」と明かした。
外相は、リトアニアが抜けた後の中国当局との「16+1」の枠組みよりも、「EUはより団結し、より効率的な27+1というモデルに移行すべきだ」とした。また、同氏は「27のEU加盟国がEUの政府機関とともに行動する時、EUは最強になるだろう」「27カ国の団結は、EUと外部パートナーの関係を成功させる鍵である。中国に対しても例外ではない」と強調した。
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