中国、人口調査データに改ざん疑惑 「12億6千万人」との計算も 専門家「史上最悪」と批判
10年に一度実施される中国国勢調査の結果を、1カ月遅れの5月11日にようやく発表した。このデータによると、中国の人口は14億人を超え、低成長を続けている。しかし、矛盾や不整合が多く見つかり、「史上最悪」の国勢調査データと批判されている。一部の専門家は独自の方法で総人口が12億6千万人と算出し、政府発表と大きな乖離があった。データ改ざんの理由について、市場の大きさを謳い、外国資本の流出を防ぐ狙いだとの指摘が出ている。
今回は共産党政権発足後の第7回人口センサス(国勢調査)。それによると、第6回国勢調査(2010年)と比較すると、人口は7206万人(5.38%)増加して14億1178万人となり、年平均成長率は前回の0.57%から0.04ポイント減で0.53%となった。
人口の平均年齢は38.8歳。男女別人口をみると、男性が51.24%、女性が48.76%で、男性が女性より3500万人多い。
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