中国のロケット、制御不能状態で8日か9日に地表落下か
米国防総省は5月5日、中国が先週打ち上げた「長征5号B(Long March 5B)」ロケットは制御不能な状態になっており、5月8日から9日にかけて地球の地表に落下することが懸念されると発表した。現在、米宇宙統合軍はロケットの残骸を追跡しているという。
米宇宙統合軍は声明で、地球の大気圏への正確な進入点は、8日頃に予想される再突入から数時間以内まで特定できないとした。米宇宙軍は4日から、ウェブサイトSpace-track.orgでロケット本体の位置を毎日更新し、情報を公開している。
この事態を受けて、米ジェン・サキ(Jen Psaki)ホワイトハウス報道官は「責任ある宇宙開発国としての行為ではない」と中国を非難した。米オースティン国防相は「落下していくロケットを撃ち落とす予定がないが、海に落下することを願っている」と述べた。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。