【医学古今】

歯痛の部位とツボの選択

歯痛は鍼灸で治療すれば、かなり良い効果が得られます。効果の現れも非常に早く、治療し始めてから数分以内にほとんどの痛みが緩和されたり、消えたりします。しかし、良い効果を得るためには、いくつかの条件が必要です。その中で正しい病状認識、病状に合わせたツボの選択、適切な施術方法が治療効果に影響します。

 今回、歯痛の部位に合わせたツボの選択方法を少し紹介します。これは台湾の鍼灸名人である孫培榮先生の経験です。歯根の痛みに太谿穴(たいけいけつ・足首の内側)、歯肉の痛みに内庭穴(ないていけつ・足の第2指と第3指の間)、歯冠の痛みに合谷穴(ごうこくけつ・手の親指と人差し指の間)、前歯の痛みに二間穴(手の第二指指節関節の前)、後ろの歯の痛みに三間穴(手の第二指指節関節の後)といった取穴方があります。このような個人の経験は、非常に参考になります。

(漢方医師・甄 立学)

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