【医学古今】

歯痛の部位とツボの選択

歯痛は鍼灸で治療すれば、かなり良い効果が得られます。効果の現れも非常に早く、治療し始めてから数分以内にほとんどの痛みが緩和されたり、消えたりします。しかし、良い効果を得るためには、いくつかの条件が必要です。その中で正しい病状認識、病状に合わせたツボの選択、適切な施術方法が治療効果に影響します。

 今回、歯痛の部位に合わせたツボの選択方法を少し紹介します。これは台湾の鍼灸名人である孫培榮先生の経験です。歯根の痛みに太谿穴(たいけいけつ・足首の内側)、歯肉の痛みに内庭穴(ないていけつ・足の第2指と第3指の間)、歯冠の痛みに合谷穴(ごうこくけつ・手の親指と人差し指の間)、前歯の痛みに二間穴(手の第二指指節関節の前)、後ろの歯の痛みに三間穴(手の第二指指節関節の後)といった取穴方があります。このような個人の経験は、非常に参考になります。

(漢方医師・甄 立学)

▶ 続きを読む
関連記事
食事を我慢し、運動を頑張っているのに、なぜかやせない――その原因は「頑張りすぎ」にあるかもしれません。ストレスを減らし、代謝を整えながら自然にやせるための、今日から無理なく続けられる10のコツを紹介します。
暑い環境での運動は、体温上昇や腸への負担、炎症反応を引き起こすことがあります。植物由来成分やプロバイオティクスが、熱ストレス対策に役立つ可能性を紹介します。
ゴースティングは、理由や区切りがないまま関係が終わるため、反すう思考や自己否定を招きやすいといいます。拒絶より立ち直りにくい理由と、心を整理するヒントを紹介します。
骨や筋肉の減少は、単なる加齢だけで起こるものではありません。運動負荷、栄養、睡眠、ストレスなどを見直すことで、骨折や転倒を防ぐ体づくりにつながります。
サケの赤い色素として知られるアスタキサンチン。目や肌、脳、心臓の健康に役立つと注目されていますが、宣伝どおりの効果は期待できるのでしょうか。食品とサプリの違いを含め、科学的根拠から実力を検証します。