文化大革命時の「紅衛兵証」(大紀元)

【党文化の解体】第3章(21)

4.教科書を利用し、党文化を注入する

 個人が物事に対して判断を下すには、主に二つの理由によって決定するものである。一つは情報の掌握、もう一つは情報の処理方式つまり思惟方式である。現代人にとって、新聞メディアなどは一番重要な情報源であり、学校教育は人の考え方を育くむ重要な力である。このため、中共は党文化を注入するため、新聞メディアと学校の教科書を極端にまで重視している。前者についてはすでに第一節で触れたので、ここでは中共がいかに教科書を通じて党文化を注入したかの作用について述べる。

 1949年以前の中国の教育には、国立、私立、教会(※1)の三つの方式があった。1949年以後、学校の全ては接収されて国有となり、中共当局は「党委員会の責任制」を通して、法規を制定し、行政命令等の方式で学校の権力を掌握、さらに組織の統廃合、思想改造の方式で教職員を服従させ、教科書を用いて成長期にある青少年を洗脳した。

▶ 続きを読む
関連記事
SNSの利用を1日30分に減らすと、1週間で抑うつや不安、不眠が改善する可能性が研究で示唆。若者のメンタルヘルスとスクリーン習慣の関係を解説。
進行が速く「がんの王」とも呼ばれる小細胞肺がん。それでも転移を繰り返しながら長期生存した例があります。免疫療法や最新検査ctDNAの可能性、見逃せない症状と予防のポイントを医師が解説します。
「食物繊維を増やせば大丈夫」は本当?75件超の臨床試験から見えた、便秘改善に有望な食品とサプリとは。キウイやマグネシウム水など、根拠に基づく最新対策をわかりやすく解説します。
離婚率が高まる今こそ見直したい、古典が教える夫婦円満の知恵。「陰陽の調和」や「琴瑟相和す」に込められた意味をひもとき、現代の結婚生活に生かすヒントを探ります。
忘れっぽさは年齢のせいだけではないかもしれません。脳には「夜の清掃システム」があり、睡眠や食事、運動でその働きを高められる可能性があります。アルツハイマー予防につながる最新知見と具体策を解説します。