2019年、販売終了となったフォルクスワーゲン社の「ビートル」(Hector Vivas/Getty Images)

中国の自動車メーカー、初代「ビートル」を盗作か 独VWが調査へ

中国の自動車メーカー、長城汽車(GWM)の盗作スキャンダルが話題になっている。同社が上海モーターショーに出展したEV車はドイツのフォルクスワーゲン(VW)社の「ビートル」と酷似しており、物議を醸している。フォルクスワーゲン社は調査に乗り出すと発表した。

自動車情報系ウェブサイトCarscoopsの報道によると、4月21日~28日まで開催される上海モーターショーで、長城汽車のORAブランドの新型EV「パンクキャット(Punk Cat)」の外観から内部構造まで、フォルクスワーゲン社の初代「ビートル」(Volkswagen Beetle)と酷似しているとして注目を集めているという。

対比図によれば、「パンクキャット」の丸型ヘッドライトやボリュームのあるフェンダー、さらには美しい円弧を描くルーフラインまで、「ビートル」と多くの共通点が見いだせる。「そっくり」という印象を受ける。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で夏休みの航空利用者数が過去最多を記録。それなのに航空会社は赤字続き、航空券はコロナ後最安値に
中国・安徽省で警察が「特殊詐欺グループから40万枚のSIMカードを押収した」と発表。しかし「中古スマホから集めた」という説明に、中国ネットでは「あり得ない」「通信会社を調べるべきだ」と疑問の声が噴出
中国EV市場で開発期間を大幅短縮した「速成車」が急増。試験工程の省略により安全性への懸念が拡大している。過当競争が背景にあり、その影響は日本市場やメーカーにも波及する可能性がある。
広西のダム決壊から約1か月。決壊現場は封鎖され、空撮映像も削除。中国・広西で進む情報統制の実態を追った
「ラクダまで暇そう」本来なら稼ぎ時の夏休み、中国の観光地に何が起きているのか