「無罪の香港人を釈放せよ」渋谷駅前で抗議活動
日本在住の香港人活動家らは11日夜、渋谷駅前で、香港政府によって不当に逮捕された香港人の釈放と、国会における人権決議案の成立および日本版マグニツキー法の成立を求めて抗議活動を行った。行きかう通行人の多くは立ち止まり、悲痛な訴えに耳を傾けた。
抗議に参加した在日香港人のウィリアム氏は、「日本はG7のなかで、唯一(対中)制裁を課していない国。制裁を課すか課さないかの問題を考える前に、選択すらできない状態だ」と訴えた。そして、「マグニツキー法はロシア人弁護士の死を機に世界各国で制定された。日本では去年9月になってやっと国会で論議されるようになった」「まず制裁ができるような法制度にしていきたい」とし、法整備を訴えた。
そのうえで、「人権問題は発生したらすぐに止めないと、蔓延していく可能性がある」と、日本が同問題に無関心にならないよう警鐘を鳴らした。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。