古代中国の物語
真に民衆のことを考えた政治家
真面目で勤勉だった司馬光は、中国北宋の儒学者であり、政治家でもあった。 仁宗皇帝は自分が亡くなる前、国有財産から忠実な大臣たちへ褒美を与えるよう命令を下した。司馬光も、褒美を授かる大臣の中の一人だった。
仁宗皇帝が亡くなった後に君臨した英宗皇帝は、命令に従って各大臣に褒美を与えようとした。すると、司馬光はため息をつきながら思った。「国の財産は豊かではなく、人民も貧しい生活を送っている。なのに、どうしてこんなに多くの褒美をもらえるだろうか。やはり、褒美は皇帝にお返ししよう」
しかし、先皇の意向に逆らうことはできないため、司馬光は褒美を受け取るしかなかった。彼は授かった褒美の大半を朝廷に献上し、事務費として使った。残りの一部は、お金に困っている友人や親戚に送り、彼の手元には一銭も残らなかったという。
関連記事
ケールの栄養、効能、食べ方、保存法までまとめた完全ガイド。苦みを抑え、吸収を高める調理のコツも紹介します
寝返りを打っただけで、突然ぐるぐるめまいがすることがあります。原因は、耳の中の小さな「石」かもしれません。
肉や卵だけを食べるカーニボア食は、危険な流行か、治療の道具か。腸、栄養、心臓への影響を科学的に考えます
1200年の歴史を誇る京都の「西陣織」をはじめ、存亡の危機に瀕する日本の伝統工芸の過酷な現実と課題を浮き彫りにした一編。市場原理と文化継承の葛藤を描きつつ、手仕事の価値を後世へ残すための責任と希望を問いかける
今日、歯が痛くても抗生物質があり、暑くてもエアコンがある。当たり前すぎて気づかない現代の恩恵を、先祖の目線から見つめ直してみると、日常への感謝が自然と湧いてきます