【ほっこり池】前に進むこと

  震災10年を、どこかで意識しています。

 あの日、東京も揺れました。私は近所を自転車で走っていました。帰宅すると、室内は物が散乱してめちゃくちゃ。壁ぎわの冷蔵庫がキッチンの真ん中に立っていました。

 ニュースで連日伝えられる東北地方の大被害に比べれば、自分のことなど微々たるものです。ただ、あの時の私は、命に別状はなくても、まるで車のエアバッグが目の前で破裂したように、一時的ながら硬直しました。

 人は、前に進まなければなりません。しかし前に進むとは、何をすることでしょうか。「新しいことを始める」だけではないようです。「もう一度やり直す」も立派な前進ではないかと、自分を動かす思考として、この10年で持つようになりました。

 前に進む。むかし劣等生だった私の場合は「もう一度、命ある限り勉強しよう」です。

(慧)                                                

関連記事
ひまし油は古くからさまざまな健康トラブルに使用されてきました。現代でも、自然療法士やホリスティックケアの専門家が、ひまし油パックを活用して免疫サポートや便秘解消、ストレス軽減など、多くの効果を得るためのサポートを行っています。
新たな研究で、子どもが使用するスキンケア製品がホルモンバランスを崩す化学物質を含む可能性が指摘されました。子どもの健康リスクを減らすため、製品選びのポイントをご紹介します。
ミラノといえば高級ブランドが思い浮かぶかもしれませんが、実はそれだけではありません。24時間で楽しめる歴史的な名所や自然、美術館など、さまざまな魅力が詰まった都市です。
アメリカで依然としてエリス変異株が主流である中、科学者たちは新たなCOVID-19変異株「ピロラ」(BA.2.86)に注目しています。ピロラは多くの変異を持ち、免疫回避の可能性が指摘されていますが、感染力は低い可能性もあります。現在のワクチンや治療法が効果を持つことが期待され、今後の監視が続けられます。
マディセン・ウィルコックスさんと夫のダリンさんは、胎児チャーリーが致命的な診断を受けた中で、信仰に基づいた選択をしました。彼らは困難な状況下でも妊娠を続けることを決意し、この経験が家族全体にとって大きな教訓と祝福をもたらしたと語っています。