2021年2月9日、世界保健機関 (WHO) の専門家国際チームは中国湖北省武漢市を訪問し、調査について報告会見を行った(HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

<中共ウイルス>世界科学者26人が新たな独立調査求める WHOと中国が情報隠ぺい共謀との情報

米英豪など各国の26人の科学者は4日、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の発生源をめぐって、新たに独立調査を行うよう国際社会に呼びかけた。一方、米保守派活動団体が公開した情報は、中国と世界保健機関(WHO)が中共ウイルスの感染拡大を隠ぺいしたことを示唆した。

WHOの国際調査団は2月上旬、中共ウイルスの感染者が初めて確認された中国武漢市に入り、現地調査を行った。しかし、国際社会は、中国当局がWHOの調査を監視し、重要データの提供を拒否したと批判し、WHOの現地調査の信ぴょう性を疑問視した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは4日、ウイルス学者や微生物学者など科学者26人の署名書簡を公表した。書簡は、WHOの国際調査団の半数が「中国国民」で、「調査団のメンバーは中国当局が提供する情報に頼らざるを得なかった」「合同チームの報告書は、中国と国際メンバーの両方の承認を得なければならない」などと指摘し、調査の科学的独立性に疑問を呈した。

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