米、ナチスの強制収容所の元看守をドイツに送還

米司法省は19日、テネシー州在住のフリードリヒ・カール・ベルガー(Friedrich Karl Berger)氏(95歳)をドイツに強制送還した。ベルガー氏は1945年にナチスドイツで強制収容所の看守をしていた。

当局によると、ベルガー氏は1959年から米国に住んでいたという。警察当局の広報担当者はロイターに対して、ベルガー氏は20日にドイツに到着したと伝えた。

モンティ・ウィルキンソン米司法長官代理は声明で、「米国は、ナチスの人道に対する罪や他の人権侵害に関与した人々の安全な避難所ではない。ベルガー氏の送還は、司法省及び関連する法執行機関の決意を示している」と述べた。

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