中共ウイルス(新型コロナウイルス)の流行源の近くに立つ武漢ウイルス研究所。2020年4月17日撮影(Photo by HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

武漢ウイルス研究所、中国軍と機密に協力=米国務省ファクトシート

中共ウイルス(新型コロナウイルス)感染症の発生源を調査する世界保健機関(WHO)専門家一団が14日、中国湖北省武漢市に到着した。これに先立ち、米国務省は同市にある武漢ウイルスP4研究所に関する「ファクトシート」を発表した。このなかで、同所研究員は2019年秋には中共ウイルスに似た症状の病気を発症したと指摘。WHOに対して、調査を「徹底して透明性のある」ものにするよう促した。

WHOは数カ月にわたり中国当局と交渉した末、中共ウイルスの発生源調査を行う。専門家10人からなる調査チームは2週間の隔離期間を経て、研究機関や病院、初期の発生源とみなされる海鮮市場の関係者から聞き取りを行う。

国務省のファクトシートによれば、中国共産党は第三者機関によるウイルス起源の調査を組織的に阻止した。同時に、情報隠ぺいと虚偽の宣伝に資金を投入し、全世界で200万人あまりを死亡させる悲劇を引き起こしたと批判した。

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