英裁判所、アサンジ被告の米引き渡し認めず 米は控訴の構え

[ロンドン 4日 ロイター] – 英ロンドンの裁判所は4日、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ被告(49)の身柄について、米国への引き渡しを認めないとの判断を下した。米国に引き渡されれば、アサンジ被告が自殺を図る恐れがあることを理由とした。

米政府はスパイ法違反など18の罪でアサンジ被告を起訴し、身柄引き渡しを要求していた。米司法省は声明で「アサンジ被告の米国への引き渡しを引き続き要求する」とし、控訴する構えを鮮明にした。

アサンジ被告の弁護団は、起訴が米政府の政治的動機に基づいており、同被告を米国に移送すれば、ジャーナリストの仕事に深刻な脅威をもたらすと主張。判事は、報道の自由やアサンジ被告の表現の自由を侵害するとの訴えを退けつつも、被告が精神的に不安定であることを踏まえ、米国で重警備の刑務所に収容されれば、自殺を図る真のリスクが存在するとの見解を示した。

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