カナダのピーター・ケント下院議員らは7月20日、中国当局による法輪功学習者への迫害を即日停止するよう求める国際署名活動を発起した(明慧網より)

世界35カ国の議員ら約900人が署名活動参加、法輪功弾圧を非難

12月10日の世界人権デーに合わせて、中国当局に弾圧されている伝統気功、法輪功の情報を発信する米国法輪大法情報センターは、ニュースリリースを発表した。これによると、7月以降、世界35カ国・地域の政府高官や議員、政治家897人が署名活動に参加し、中国当局の弾圧政策を非難し、中国に法輪功学習者への迫害を直ちに止めるよう呼びかけた。

今年7月20日、中国の江沢民政権が弾圧政策を始めてから21年となった。この21年間、中国国内の法輪功学習者数百万人は、法的権利を認められず、当局に恣意的に拘束され、懲役刑を言い渡された。数多くの学習者は拷問を受けて死亡した。また、世界各国の法輪功学習者はこの21年間、各国の政府や国民に中国国内の迫害実態を訴え続けてきた。

カナダのピーター・ケント(Peter Kent)下院議員、ジュディー・スグロー(Judy Sgro)下院議員、スウェーデン議会のアンソフィー・アルム(Ann-Sofie Alm)議員は7月20日、署名活動を立ち上げた。同活動は他国の議員に対して、中国当局に法輪功学習者への迫害を直ちに中止するよう求める声明への参加を呼び掛けた。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が深圳にある高度な機密施設で、最先端半導体の製造に不可欠なEUV露光装置を極秘裏に開発していると報じられた。関係者によると、すでに試作機は稼働可能な段階にあり、米国と同盟国が阻止してきた技術的節目に近づいているという。
台湾総統を批判するはずの記事が、なぜか失業相談でいっぱいに。 批判より先に、仕事が必要だった。
上海の劇場で思わぬ光景が広がった。 ミュージカル「レ・ミゼラブル」終演後、観客がかつて禁じられてきた歌を合唱した。 中国で今、何が起きているのか。
最近各国で関心が高まっている中共による臓器収奪問題。香港大紀元の記者が臓器収奪を主導した一人とされる黄潔夫・元中国衛生部副部長に直撃取材した経験がある。記者が「あなたが(臓器収奪に加担した)責任追及リストに載せられているが、この件についてどう答えますか?」と質問すると、黄は不敵な笑みを浮かべたまま急いで立ち去っていった。
来年1月から、中国本土から海外への送金に対する規制が強化される。個人が一定額を超えて送金する場合、資金の使い道や送金先などの説明が必要となり、保険料や投資資金の送金を続けてきた人たちの間で不安が広がっている