コロナワクチン緊急承認の基準厳格化、トランプ氏は必要性に懐疑的

[ワシントン 23日 ロイター] – トランプ米大統領は23日、米食品医薬品局(FDA)が新型コロナウイルスワクチンの緊急承認の基準を厳格化するとの報道について、「ホワイトハウスの了承が必要だ。われわれは了承するかもしれないし、しないかもしれない」と述べた。

その上でFDAが基準厳格化を提案するのは「政治的な動きに思える」と続けた。「ファイザー、ジョンソン&ジョンソン、モデルナといった素晴らしい企業がワクチンを開発し、治験なども行っている。(承認)プロセスを大幅に引き延ばすべき理由があるだろうか」と疑問を呈し、これらの製薬会社には「絶大な信頼感」を持っていると強調した。

22日付の米紙ワシントン・ポスト(WP)は、FDAがコロナワクチンの緊急承認について、厳格化した新たな基準を近く発表する見通しだと報じた。米政府が承認プロセスに介入している可能性への懸念が公衆衛生専門家の間で強まっており、FDAは透明性と国民の信頼を高めるために新たな指針を打ち出す構えだという。

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