中国雲南省、バッタ被害拡大中 数十年来最大規模

中国南部の雲南省では8月17日の時点で、11の県と106平方キロの土地でバッタ被害を受けているという。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、6月にバッタの大軍がラオスから国境を越え同省江城県に侵入し、その後、勢力を急速に拡大させながら北上を続けていると報じた。

現在、1万人以上の調査員が農村部や森林に派遣され、災害の調査を行っている。しかし調査員によると、山の中で移動性の非常に高いバッタの群れを制御することは甚だしく困難だという。

雲南省林業・草原局の情報によると、今回のバッタ被害を受けたのは主に竹、オオバコ、ゾンゲアシ、トウモロコシなどの植物で、8月初旬には15万ムー(約1億平米)以上の農地が被害を受けたという。

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