(Nadiia Z/Shutterstock)

猿の顔をした花 モンキー・オーキッド

モンキー・オーキッド:かわいい小のように見える花

このエキゾチックな猿のをしたランは、その特別なルックスから、花好きの方にはたまらない品種の一つとなっています。この小さなランは、母なる自然がいかに素晴らしいかという畏敬の念を私たちに抱かせてくれます。

(Nadiia Z/Shutterstock)

メキシコ最南端からペルーにかけての湿度の高い森に自生しているこの珍しい花は、ドラクラ属のランです。ドラクラ属は、1978年に植物学者のカーライル・A・ルアー氏が確立したものです。

アメリカ蘭協会(AOS)によると、ドラクラ属には約90種のランが登録されています。しかし、最も人気のあるランの一つがモンキー・オーキッドであり、学名はドラクラシミアです。

ドラクラシミアは「ドラゴンモンキー」と訳され、満開時には、その花がサルの顔をしていることから、その名にふさわしい名前となっています。

(cotosa/Shutterstock)
(Alexandre Laprise/Shutterstock)

ざっくりとした三角形の花で、萼片の先端は細長い尾のような形をしています。花びらはクラブ状の構造をしていて、キュートな目のように見えます。その愛らしいゆらゆらとした鼻のような形は、花柱です。

モンキー・オーキッドの特徴は、その類まれなるルックスだけではありません。香ばしいオレンジのような心地よい香りも特徴です。また、季節を問わず、一年を通して花を咲かせることでも知られています。

 

(COULANGES/Shutterstock)

モンキー・オーキッドを育てたいという方は、適切な水やりの回数などを守ってください。水やりは1日1回で大丈夫です。日陰の薄暗い場所を好みます。

有名なモンキー・オーキッドの他にも、ドラクラ属には、D. ラディオサ、D. コルドバエ、D. ヴァンピラ、 D. ディアボラ、D. ベラ、 D. ゴルゴナなどの名前が付けられた人気の高い花がたくさんあります。こういった人気の写真を以下でご紹介します。

Dracula radiosa. (Eric in SF/CC BY-SA 3.0)
Dracula cordobae. (Wikipedia/CC BY 2.0)
Dracula vampira. (Eric Hunt/CC BY-SA 3.0)
Dracula diabola. (Orchi/CC BY-SA 3.0)

 

(大紀元日本ウェブ編集部)

関連記事
日本でも人気の中華料理・刀削面はもともと山西省の一般家庭の主食でした。太くもちもちの面にパンチの効いたつけ汁を絡めて食べるのも最高ですが、料理人の手慣れた包丁さばきを鑑賞することもこの料理ならではの醍醐味と言えるでしょう。実は刀削面の調理法は歴史と深い関わりがあり、知られざる誕生秘話がそこにはあります。
ほうれん草は栄養満点のスーパーフード。目の健康や心臓病予防、がん対策、さらにはダイエットや肌のアンチエイジングにも効果が期待できます!食卓に取り入れて、健康的な毎日を目指しませんか?
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
世界中の美しいカフェ10選を巡る旅へ。歴史と芸術、文化が交錯する特別な空間で、至福の一杯を味わいませんか?
吉祥寺マルイにて、台湾が誇る漢方食材や東洋の叡智を感じられる商品を販売します。さらに、台湾ならではの味を楽しめ […]