2020年2月、武漢市内の病院で撮影、参考写真(GettyImages)

名古屋の実習生に心臓移植手術を行った中国人医師、年間100件以上執刀 臓器狩り関与の疑い 

来日中に心臓病を患い、心臓移植を受けるために帰国した中国人の女性実習生は、わずか13日後に武漢の病院で移植手術を受けた。中国からの訪日医療ツーリズムに積極的な名古屋の藤田医科大学病院が、武漢の移植病院と連携して実現した。通常よりも何倍もの早さで移植手術を行える背景には、無実の囚人から強制摘出した臓器を、移植病院が利用しているためだと国際人権団体などが指摘している。

今回、女性実習生の手術を執刀した華中科技大学同済医学院附属協和医院(以下、武漢協和病院)の董念国教授は、人権団体により「臓器狩りに関与していると疑われる者」としてリストアップされている。武漢協和病院は3〜4日に1度、心臓移植手術を行っているとの中国国内報道がある。

中国の臓器移植問題を調査している米拠点のNPO組織・追査国際はウェブサイトで、人道犯罪が疑われる移植手術に関わる当局者や医師、病院などについて詳述している。情報は、中国メディアや医学論文、ニュース、病院広報誌のほか、組織が独自に中国の関係者を電話調査した結果などが含まれている。

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