(Matt Cardy/Getty Images)

アジア人によく見られる育児の欠点

アジアの国々では育児の考え方においていささか欠点がある。例えば、生まれてから6カ月は完全に母乳で育てるようにし、その間噛んで柔らかくした食べ物を幼児に与えないほうがいい。なぜなら、HIVに感染させる可能性があり、もし噛んだ人の歯茎が出血していたら食べ物に混ざり幼児の血液系統に入り込んでしまうからだ。

ワシントンに本部を置く国際食糧研究所(IFPRI)の研究によれば、食糧不足の開発途上国での幼児の栄養不良解決には、父母が正確な栄養観念を持つことが大切だという。同研究所食品消耗栄養部のマリー・ルエル(Marie Ruel)主任は、「もし、幼児期に間違ってしまえば、その後の成長、特に認知する部分の能力の発達を補うことが出来ない損害を作ってしまう」と話している。

母乳で育てることは、欧州の方が北米より多く、また北米のほうがアジアよりも多い。米国国家衛生研究院(NIH)の研究では、たとえ出生時の体重が標準より少なくても生後6カ月までの食事を全て母乳で与えれば、子供の知力は粉ミルクや早い時期から固形物を与えられて育った子供より高いことが明らかになっている。

▶ 続きを読む
関連記事
栃木県日光東照宮の境内および日光東照宮美術館で、「第4回日本宝樹展(春季)」が開催されている。会期は5月9日から14日までの6日間。日本の伝統文化である盆栽と日光東照宮の荘厳な空間が融合する展示会となっている。11日、会場にはジョージ・グラス駐日米国大使も夫妻で訪れた
黒ごまは心臓や骨、腸の健康を支える栄養が詰まった食材です。古くから長寿の滋養食として親しまれてきた黒ごまの力を紹介します。
糖尿病予防で気をつけたいのは、甘いものだけではありません。ご飯やパン、麺類などの主食も、体内で糖に変わります。毎日の食事バランスを見直すことが、血糖値対策の第一歩
「年を取ると役目を終える」と考えられてきた胸腺。しかし最新研究で、この小さな臓器が寿命や免疫、がん治療の効果に深く関わる可能性が見えてきました。健康寿命を左右する驚きの新常識を解説します。
富士フイルムグループの富士フイルム富山化学は、日本国内で初めて、半月板損傷を対象とした再生医療等製品「セイビスカス®注」の製造販売承認を取得した。