(Matt Cardy/Getty Images)

アジア人によく見られる育児の欠点

アジアの国々では育児の考え方においていささか欠点がある。例えば、生まれてから6カ月は完全に母乳で育てるようにし、その間噛んで柔らかくした食べ物を幼児に与えないほうがいい。なぜなら、HIVに感染させる可能性があり、もし噛んだ人の歯茎が出血していたら食べ物に混ざり幼児の血液系統に入り込んでしまうからだ。

ワシントンに本部を置く国際食糧研究所(IFPRI)の研究によれば、食糧不足の開発途上国での幼児の栄養不良解決には、父母が正確な栄養観念を持つことが大切だという。同研究所食品消耗栄養部のマリー・ルエル(Marie Ruel)主任は、「もし、幼児期に間違ってしまえば、その後の成長、特に認知する部分の能力の発達を補うことが出来ない損害を作ってしまう」と話している。

母乳で育てることは、欧州の方が北米より多く、また北米のほうがアジアよりも多い。米国国家衛生研究院(NIH)の研究では、たとえ出生時の体重が標準より少なくても生後6カ月までの食事を全て母乳で与えれば、子供の知力は粉ミルクや早い時期から固形物を与えられて育った子供より高いことが明らかになっている。

▶ 続きを読む
関連記事
ステーキより安いレバーに、実は豊富な鉄分やビタミンが。捨てていた部位を見直すと、食費にも体にもやさしい食べ方が見えてきます
夏の肌は、紫外線と冷房で思った以上に乾きがち。メロンやスイカなど、食べて潤す5つの瓜類を紹介します
「一度老化した細胞は、もう若返らない」――そんな常識を覆す研究結果が注目されています。老化した細胞が免疫細胞の働きによって幹細胞へ戻り、傷ついた組織を修復する驚きの仕組みとは?将来の再生医療を変える可能性に迫ります。
骨密度アップに必要なのはカルシウムだけではありません。栄養士が教える5つの重要栄養素と、器具不要で始められる自重エクササイズ6選をわかりやすく解説。骨粗しょう症が気になる方にもおすすめです
「いつかやりたい」と思いながら、先延ばしにしていることはありませんか?本を読む、友人に連絡する、旅に出る、運動を始める――人生を変えるのは、大きな決断より「今日やってみる」という小さな一歩かもしれません。今すぐ始める7つの方法とは?