母と子(YOSHIKAZU TSUNO/AFP/Getty Images)

親子の対話 幼児との接し方

現代の親は忙しく、子供とじっくり話しあう機会が少ないと言われています。しかし、幼児を持つ親御さんは、常に子供とのコミュニケーションを図ることが大切です。幼児の頃に親とじっくり接することが、その後の人間関係を構築する上で大きな役割を果たすからです。幼児期は正しい価値観を植え付ける時期であり、子供に自信を持たせ、他人との良い関係を築く基礎となるのです。

幼児期の言語能力の発達は非常に重要です。幼児の社交性や知的能力は、言語能力の発達と密接に繋がっているからです。言語能力の低下が原因で、自閉症や学習障害などが引き起こされることもあります。多くの親は幼児期の言葉の習得は自動的に行われると思いがちですが、実は子供は生まれたときから個々に言葉の学習が始まるのです。

 幼児が言語を習得する主な方法は、親同士が話す言葉、また親が子供に話しかける言葉を聞くことです。文字、単語、センテンスを繰り返して聞き、受け入れた言語「理解力(Receptive language)」は、少しずつ幼児が自由に使える「アクティブ語彙(Active vocabulary)」となります。研究によると、子供は一文字を言えるようになるまで、少なくとも言語を繰り返し500回以上聞いているそうです。言語の習得のためには、親が幼児と接する機会を多く作り、努めて会話をする必要があるのです。

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