欧州で新型コロナ感染拡大継続、抑制策解除は時期尚早=ECDC

[ロンドン 8日 ロイター] – 欧州連合(EU)の専門機関、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は8日、欧州で新型コロナウイルスの感染拡大は継続しており、ピークに達したことを示す兆候は出ていないとの見解を示した。

ECDCは、新型ウイルスによる感染症(COVID-19)以外の死因も含む死者数は、65歳以上の人を中心にベルギー、フランス、イタリア、マルタ、スペイン、スイス、英国で予想水準を超えていることがECDCの死亡率監視システムで確認されたと指摘。イタリアとオーストリアで鈍化の初期兆候が出ているものの、「ピークに達したことを示すものは現時点で何もない」とした。

ECDCのディレクター、アンドレア・アモン氏は、現状を踏まえると「新型ウイルスの感染拡大は今後も継続すると予想される」とし、「感染拡大抑制策を突然解除するのは時期尚早だ」と指摘。感染拡大抑制策の解除の度合いや方法が国ごとに異なると感染が再び広まるリスクがあるとし、解除に当たってEU加盟国の協調が必要になるとの考えを示した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党が神韻芸術団を標的に、著名人の名義を流用した爆破脅迫メールを送信するなど、海外での妨害を強化している。共産主義以前の中国の伝統文化を表現している神韻に対する妨害工作が多発している
南アジアの安全保障は陸上中心から海洋へと重心を移しつつある。インド洋ではインドの海洋核抑止強化と中国の情報活動が交錯し、制度不在の中で誤算や緊張激化のリスクが高まっている。
トランプ政権は、西太平洋での軍事抑止力を重視し、第一列島線に沿った防衛体制の再構築を進めている。米高官は、第一列島線のいかなる地域に対する侵略も阻止できる軍の構築を目標としていると述べた
米司法省が1月30日に公表したジェフリー・エプスタイン関連文書により、イギリスのアンドルー王子が中共の習近平と長時間にわたり同じ場にいた経緯が浮かび上がった
米国が中国やその他の敵対者を抑え込むためにラテンアメリカでの影響力を強めているのと同時期に、この中国の病院船は同地域を巡回している