欧州で新型コロナ感染拡大継続、抑制策解除は時期尚早=ECDC

[ロンドン 8日 ロイター] – 欧州連合(EU)の専門機関、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は8日、欧州で新型コロナウイルスの感染拡大は継続しており、ピークに達したことを示す兆候は出ていないとの見解を示した。

ECDCは、新型ウイルスによる感染症(COVID-19)以外の死因も含む死者数は、65歳以上の人を中心にベルギー、フランス、イタリア、マルタ、スペイン、スイス、英国で予想水準を超えていることがECDCの死亡率監視システムで確認されたと指摘。イタリアとオーストリアで鈍化の初期兆候が出ているものの、「ピークに達したことを示すものは現時点で何もない」とした。

ECDCのディレクター、アンドレア・アモン氏は、現状を踏まえると「新型ウイルスの感染拡大は今後も継続すると予想される」とし、「感染拡大抑制策を突然解除するのは時期尚早だ」と指摘。感染拡大抑制策の解除の度合いや方法が国ごとに異なると感染が再び広まるリスクがあるとし、解除に当たってEU加盟国の協調が必要になるとの考えを示した。

▶ 続きを読む
関連記事
日中韓の財務トップ会談がウズベキスタンのサマルカンドで開催。サプライチェーン問題は各国の思惑がすれ違い、表面的な合意に留まった。しかし、金融危機に備える外貨融通(CMIM)ルールの見直しなど、実務面では着実に前進した
中共による虚偽の爆破予告によって公演が中止となっていたトロントの世界的な劇場フォー・シーズンズ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツでの神韻公演が6月26日から28日にかけて公演が行われると発表された
トランプ大統領は4日、イランがホルムズ海峡で「無関係な国々」の船舶を攻撃し、韓国の貨物船1隻が損傷を受けたと明らかにした。大統領は韓国に対して、「韓国はそろそろこの任務に加わるべき時ではないか」とSNS投稿し、積極的な軍事支援と今回の共同作戦への参加を求めた。
米軍は4日「プロジェクト・フリーダム」作戦に基づき、大規模な兵力と火力を展開し、ホルムズ海峡に足止めされた船舶の護送を開始した。トランプ大統領はイランが米軍の行動を妨害した場合、「地球上から抹消する」と警告した。
エジプトと湾岸アラブ6か国で構成する湾岸アラブ諸国協力会議(GCC)は4日、イランが3日にホルムズ海峡でアラブ首長国連邦(UAE)の商船に対して実施した攻撃を強く非難する声明を発表した