「中国のスタバ」ラッキンコーヒーが粉飾決算 損害賠償は1兆円以上か
中国コーヒーチェーン大手「ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)」は4月2日、プレスリリースを発表し、2019年の売上高を改ざんしたなどの不正行為があったと認めた。同日、米株式市場では、同社の米国預託証券(ADR)は一時、前日比81%安となった。今後、上場廃止の可能性があると指摘された。
2日の発表によると、同社の劉剣・最高執行責任者(COO)と複数の社員が、2019年4~12月までの売上高を約22億元(約336億円)過大報告した。一部の経費と費用も水増しされたという。
同社の発表を受けて、米株式市場では、瑞幸珈琲の株価が急落し、ストップ安が8回もあった。終値は前日比75.57%安の6ドル40セントを付けた。
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