中東地域、ウイルス封じ込めの機会失われつつある=WHO
[カイロ 2日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)は2日、中東地域で新型コロナウイルスの感染者が1週間前からほぼ2倍の約6万人に達しているとし、対策強化が急務だと訴えた。
パキスタンやアフガニスタン、ソマリア、ジブチなどと中東諸国を含む地中海東岸地域を担当するWHO幹部は「医療体制が最もぜい弱な地域の一部で新規感染が報告されている」と述べ、「比較的医療体制がしっかりとした国でも、感染者や死者が急増している」と懸念を示した。
約5万人の感染が確認されているイランを除くと、中東の感染者は欧米やアジアと比較して低水準にとどまっている。ただ、報告されていない感染者が多数いる可能性があり、紛争によりぜい弱になっている政府機関や医療システムが対処できない恐れがある。
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