ノバルティスの薬ではマラリア薬が新型コロナに最有望=CEO

[チューリヒ 29日 ロイター] – スイス製薬大手ノバルティス<NOVN.S>のナラシムハン最高経営責任者(CEO)は、ジェネリック部門サンドのマラリアや紅斑性狼瘡、関節炎向け治療薬ヒドロキシクロロキンが、同社の薬では新型コロナウイルスに最も有望だと語った。スイス紙ソンタグが29日報じた。

ノバルティスはヒドロキシクロロキン1億3000万錠を寄付することを約束している。その上で、新型コロナウイルスへの同薬の適用承認に向けた臨床試験を支援中。

ナラシムハン氏は「動物での実験と、臨床試験から得られた最初のデータは、ヒドロキシクロロキンがコロナウイルスを死滅させることを示している」と述べ、臨床使用の方法を巡ってスイスの病院と共同作業をしていることを明らかにした。しかし、「何かしらを明言するには時期尚早の段階だ」とも強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
茂木外相がケニアで発表した新たな対アフリカ外交戦略を解説。誕生から10年を迎える「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進化と、日本とアフリカが共に成長するための「3つの柱」に迫る
日本とケニアの外相会談が行われた。 「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」提唱から10年を迎え、インフラ開発や初の安全保障協力(OSA)など、両国の絆を深める新たな取り組みを確認した
米中首脳会談が数週間後に迫る中、米中双方は複数の分野で交渉カードを積み増している。中国共産党政権の「レアアースカード」は、近年の情勢を受け効果が薄れているとの見方が出ている。
中東情勢や物価高など不安が多い今、アジア各国は人々の生活や経済をどう守るのか。これからの経済の動きや備えについて、最新の「ASEAN+3」会議の共同声明を分かりやすく解説
日中韓の財務トップ会談がウズベキスタンのサマルカンドで開催。サプライチェーン問題は各国の思惑がすれ違い、表面的な合意に留まった。しかし、金融危機に備える外貨融通(CMIM)ルールの見直しなど、実務面では着実に前進した