原油先物下落、新型コロナによる需要減退を懸念
[26日 ロイター] – 米国時間の原油先物は下落した。米国の新型コロナウイルスに対処する2兆ドル規模の経済対策法案に対する期待が高まっているものの、感染拡大抑制に向け取られている措置で原油需要が減退するとの懸念が重しとなった。
清算値は米WTI原油先物<CLc1>が1.89ドル(7.7%)安の1バレル=22.60ドル、北海ブレント先物<LCOc1>が1.05ドル(3.8%)安の26.34ドルだった。
国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長はこの日、新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウン(都市の封鎖)で世界的に約30億人が影響を受けているため、世界的な原油需要は20%減少する可能性があるとの見方を示した。
関連記事
第59回アジア開発銀行(ADB)年次総会で片山財務大臣が演説をおこなった。ADBへの「5つの期待」を軸に、強靱なアジアを築くための具体的な支援策や日本の貢献を語った
茂木外相がケニアで発表した新たな対アフリカ外交戦略を解説。誕生から10年を迎える「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進化と、日本とアフリカが共に成長するための「3つの柱」に迫る
日本とケニアの外相会談が行われた。 「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」提唱から10年を迎え、インフラ開発や初の安全保障協力(OSA)など、両国の絆を深める新たな取り組みを確認した
米中首脳会談が数週間後に迫る中、米中双方は複数の分野で交渉カードを積み増している。中国共産党政権の「レアアースカード」は、近年の情勢を受け効果が薄れているとの見方が出ている。
中東情勢や物価高など不安が多い今、アジア各国は人々の生活や経済をどう守るのか。これからの経済の動きや備えについて、最新の「ASEAN+3」会議の共同声明を分かりやすく解説