豪中銀、29億ドルの国債購入 量的緩和策初日

[シドニー 20日 ロイター] – オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は20日、前日発表した量的緩和策(QE)に基づき、導入初日に総額50億豪ドル(28億7000万米ドル)の国債を購入した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済的な打撃の緩和を目指す。

中銀は19日、オフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.25%に引き下げるとともに、3年物国債利回りを低水準に維持するため「あらゆる必要な措置」を講じると表明。国債買い入れの目標額やタイミングは定めず、市場の状況と価格次第と説明した。[nL4N2BC1JG]

中銀は20日朝、償還までの残存期間が2─8年の国債を買い入れると発表。これを受け、豪10年債利回り<AU10YT=RR>は約1.3%から1.17%に低下。3年債利回り<AU3YT=RR>も、前日公表した目標(0.25%)にそう遠くない0.3%に低下した。

▶ 続きを読む
関連記事
コンゴ民主共和国政府は29日、未加工の銅精鉱およびコバルト精鉱の輸出を禁止する新法令を即日施行し、原料の輸出を制限することで国内での鉱物加工を促進し、付加価値を高め、採掘による収益をより多く国内に留めることを目指している
トランプ米大統領は6日、米軍がかねてイランに対し「第二次世界大戦以来最大規模の打撃」を加える準備を整えていたものの、イラン側当局者から自ら交渉を求める連絡があったため、軍事行動を見送ったと明らかにした。
中共が米人権団体「中国人権(HRIC)」を制裁対象に指定した。HRICは強制労働問題への取り組みに対する「公然たる報復」と非難し、制裁を「名誉の証」と表明
カナダの通信技術の象徴だったノーテルはなぜ失速したのか。国防相が破綻の教訓を踏まえ、外国勢力による知財流出リスクへの警戒を強化するよう呼びかけ。ファーウェイ台頭期との重なりに注目する
OpenAIのAIエージェントが社内テスト中に秘密の掲示板を作り、ハッキング手法や制限を突破する方法を共有していたことが明らかになった。その後、Hugging Faceのシステムにも侵入。AIの自律性がもたらす新たなサイバーリスクに懸念が高まっている