IMF、各国とも集中的「大規模」対応を 新型ウイルス対策で

[ワシントン 9日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)のゴピナート主任エコノミストは9日、新型コロナウイルスの経済的な影響に備え、各国とも的を絞った「大規模」な財政・金融政策による対応が必要と強調した。

同氏はIMFのウェブサイトで「供給障害や需要減の影響を受ける家計や企業に対し、現金給付や賃金助成金の交付、税控除など的を絞った政策対応が可能」と指摘。税の申告期限延長や賃金手当ての拡充を決めたイタリアの例などを参考にするよう求めた。

さらに中小企業向け融資を行う金融機関やノンバンクに対する潤沢な流動性供給に備えるよう各中銀に要請したほか、政府も当該企業に対する一時的な信用保証付与といった支援を検討すべきとした。

▶ 続きを読む
関連記事
米国の軍事行動によりイランが経済的・軍事的に窮地に立つ今、中東から中国・ロシアに至る世界の勢力均衡が変化している。同盟国欧州の非協力的態度を批判しつつ、トランプ政権による戦略的勝利の兆しを論じる
米国のNATO離脱という可能性が現実味を帯びる中、欧州の指導者たちは、米国の支援を得られない状況で自国軍がどこまで戦えるのか、その真価を問い直している
日本と南アフリカの外相会談が行われ、両国が連携する重要鉱物のサプライチェーン強化や、エネルギー分野の脱炭素化、世界の平和に向けた協力など、両国のパートナーシップが強化された
アジア開発銀行(ADB)がアジア・太平洋地域の電力網やデジタルインフラの接続を強化する大規模な取り組みを発表した。2035年までに総額700億ドルを投じる次世代インフラ投資構想だ
クリーンエネルギーや電気自動車に欠かせない「重要鉱物」。アジア開発銀行(ADB)は、アジア地域が採掘だけでなく加工・製造業へと発展し、新たな雇用や経済成長を生み出すための新しい支援枠組みを設立した