<新型肺炎>米衛生当局、「中国が支援の申し出を拒否」
米政府関係者はこのほど、中国当局が、国内新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大について、米政府の支援を拒んだと明らかにした。
米保健福祉省(HHS)のアレックス・アザー長官は1月28日の記者会見で、米側が中国当局に対して、米国疾病対策予防センター(CDC)の防疫専門家を中国に派遣すると提案したが、「拒否された」と述べた。
長官によると、米政府は1月6日、すでに中国側に支援を行うと申し出た。また、米政府は中国当局に対して、新型肺炎に関する詳細情報をさらに提供するよう促したという。
米衛生当局は、中国武漢市を中心に発生した今回の新型肺炎について、「非常に深刻で重大な公衆衛生問題」と見なしている。同国内では、28日までに5人の感染者が確認された。
米政府は27日、不要不急の中国渡航を控えるよう呼び掛け、中国を最も厳しい旅行エリアとした。
(翻訳編集・張哲)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。