独首相、5G業者選定は「多様化重要」 1社完全排除は逆効果
[ダボス(スイス) 23日 ロイター] – ドイツのメルケル首相は23日、政府が構築する第5世代(5G)移動通信システムの参入業者選定について、多様化こそ安全性を確保する上で重要とした上で、1社を完全に排除するのは逆効果という考えを示した。
5Gを巡っては中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の製品を使用した場合、サイバー攻撃に対する防御に問題が生じる恐れがあるとして、米国などが安全保障上の理由から排除に動いている。
メルケル首相は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でファーウェイの名指しを避けつつ「身の安全を確保しようと考えた場合、必要に応じて多様性や重複を図れば最も安全になる。もし特定の業者を完全に排除すれば、安全でなくなる」と語った。
関連記事
英海軍が使用する無人水上艇に搭載されたカメラが、中国国内のIPアドレスと通信していた。カメラには中国製部品が使われていた。現時点で、機密データの流出や軍事システムへの侵入を示す証拠はない
英国海軍の無人水上艇で、搭載カメラが中国国内IPへ定期通信していたことが判明。国防省は接続を遮断し、機密流出や侵入の証拠はないとする一方、部品供給網の安全性に懸念が広がっている。
中共が南シナ海のスカボロー礁で自然保護区の新たな管理規定を施行した。米国は地域の安定を損なうとして非難。フィリピンとの海上衝突も相次ぐなか、南シナ海をめぐる緊張が高まっている。
WHOの医療物資倉庫がウクライナで攻撃を受け、破壊された。WHOは侵攻開始以来、医療施設などへの攻撃を3148件記録。テドロス事務局長は「医療は守られるべきだ」と訴えた。
ドイツで無人機が相次いで飛来。空港だけでなく軍事基地でも確認された。内相は「外国勢力による攻撃が日常化している」と警告。ロシアの関与も疑われ、ドイツで警戒が強まっている。