焦点:米が半導体巡りオランダに圧力、中国への技術流出を阻止

[ワシントン/アムステルダム/サンフランシスコ 6日 ロイター] – トランプ政権は、オランダの半導体製造技術が中国に輸出されるのを阻止するため、広範囲な働きかけを強めている。関係筋がロイターに語ったところでは、ポンペオ米国務長官がオランダ政府に働きかけ、米政府当局者はオランダ首相に機密扱いの情報機関報告書を開示したという。

こうしたハイレベルでの働きかけについて、これまで報道されてこなかったが、世界最速レベルの半導体製造に必要な機器が、中国の手に渡るのを防ぐことに米国政府がどれだけ力を入れているかを示している。同時に、中国への先進的テクノロジー流出防止という、米国政府がほぼ単独で進める企てが直面する困難も見て取れる。

こうした米国の働きかけが始まったのは2018年だ。事情に詳しい2人の関係者によると、露光装置と呼ばれる半導体製造に必須のプロセスにおける世界トップクラスの半導体製造機器メーカー、ASML<ASML.AS>に対し、オランダ政府が最先端の機器を中国の顧客に販売するライセンスを与えたことがきっかけだったという。

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