米中第1段階合意、中国が譲歩した理由

トランプ米大統領は12月24日、中国の習近平国家主席と第1段階の米中通商合意に署名する調印式を行うと述べた。1年半も続く米中通商協議がようやく一歩前進した。合意内容からみれば、中国当局が知的財産の保護など、米国のかねてからの要求を受け入れて大幅に歩み寄った。専門家は、中国の譲歩には国内の失業率の上昇、米国とのデカップリング(分離)が不可能、などいくつかの理由を挙げた。

中国人民大学応用経済学院は12月13日に公表した「米中貿易摩擦による就職市場への影響分析」の報告書では、輸出企業が集まる広東省、福建省と浙江省における米中貿易戦の影響を調査した。

これによれば、米政府が対中追加関税措置を発表した初期の2018年上半期では、国内市場に悲観的な見方が広がったが、雇用市場への影響は限定的だった。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の最大野党・国民党の主席、鄭麗文氏が来週、中国を訪問し、中国共産党の習近平と会談する予定であり、台湾政界の関心が高まっている。大陸委員会は国民党に対し、中共の統一戦線による分断工作の罠に陥らないよう注意を促した。
中国でまた食品問題。輸出用の鶏肉22トンで抗生物質超過が発覚。日本に入る食品への影響も気になるところだ
中国で売上トップだったサプリが産地偽装。海外製と信じて買った商品は実は中国製…SNSと通販の仕組みに疑問が広がっている
中国で出国制限が拡大。家族が海外にいる官僚の監視が強まり、一般市民にも影響が広がる。「鎖国」との指摘も
中国でカピバラ脱走。懸賞20万円に「話題作りでは?」の声