中国で身柄拘束の作家に言論の自由賞、スウェーデンに中国反発

[ストックホルム/北京 16日 ロイター] – 中国共産党に批判的な本を扱っていた香港の書店経営者で、中国当局に拘束されている作家の桂民海氏にスウェーデンの文化団体が言論の自由をたたえる賞を贈り、表彰式に同国のリンド文化相が出席したことから、中国が猛反発している。

駐スウェーデン中国大使は、リンド文化相が16日の式典に出席すれば、中国への入国を禁じると警告していた。

表彰式に出席したリンド文化相は言論の自由を守る立場を主張。これを受けてストックホルムの中国大使館は同日、同相の式典出席は「重大な過ち」と非難する声明を発表した。中国への入国禁止措置には言及しなかったものの、「間違った行為は悪い結果を招くだけだ」と警告、「犯罪者に賞を贈ることはあからさまな政治的茶番だ」と批判した。

▶ 続きを読む
関連記事
米国務次官は、中国が2020年に秘密裏に核爆発実験を行ったと非難した。新戦略兵器削減条約(新START)の失効を受け、米国はロシアの違反や中国の軍拡を指摘し、新たな軍備管理枠組みの構築を提唱している
米国とイランの緊張が極限まで高まり、米駐イラン大使館が緊急の安全情報を発令。航空便の欠航や通信遮断が現実味を帯びる中、イラン滞在中の米国人に対し、陸路による即時の国外退避と厳重な警戒を促している
ギリシャ当局は2月5日、空軍所属の現役大佐1人を拘束したと発表した。高度な機密性を有する軍事情報を中共に漏えいした疑いが持たれており、捜査は軍事司法当局の主導で進められている
米国政府関係者などによると、ベネズエラの治安当局は2月4日未明、首都カラカスで、マドゥロ前大統領と関係が深い実業家を拘束した。今回の措置は、アメリカと事前に調整した上で行われた法執行とされる
習近平はロシアのウラジーミル・プーチン大統領および米国のドナルド・トランプ大統領と相次いで電話会談を行った