調査で「家の育児は外の仕事よりもきつい」との主張が!?
2018年に1500名の英国にいる親たちを対象にした世論調査をアビーノ・ベビー(Aveeno Baby)が実施し、その結果をザ・サン(イギリスの日刊タブロイド紙)で報告した。対象者の31%が良い理由を見いだせずに子ども達と家にいるのが、外で仕事をするよりもきついと言っているというのだ。
33%が片手で食事をしなければならず、17%が常に背中に痛みを覚えていると回答した。カーペットやソファーがシミだらけであることに31%が不満を持っており、1/5が公共の場で頻繁に恥ずかしい思いをしている。
しかし、子どもに対して無条件に愛を感じているとの答えも42%がしている。そして、子どもの肌の匂いが世界で最も良い匂いだと感じている人が三分の一を占めた。
子どもをどこかに誤って危険なことをやってしまうのではないかと思っている人が28%おり、32%が純粋に親の役目は均等にそして公正に半分に分けられると思っている。
最終的に親になったばかりの人のちょうど半分が家族生活を始めることが「最高の経験」だったと信じて継続していることが分かった。
自宅で育児をすることの良さも悪さも実際に経験している母、ハフポストのブロガー、ナタリー・トーマスがいる。
トーマスは新米ママの無数の喜びと精神的な挫折について記事に正直に綴っていた。
「私と子どもは遊び、奮闘、笑い、調整している。彼女が勝てば私はため息をつくし、私が勝てば彼女は泣く」
「私の夫と私はどれだけ他人でいたいと思うか話している」トーマスは楽しくなるように言った。「それができたらどれほどいいことか。私はシャワーも浴びれないし、ご近所さんとおしゃべりもできないし、物思いにもふけることもできない。夫は、私が家にいるのも、お茶しに行くのも、遠出の散歩に行くのも好きだと錯覚をおこしているわ」
英国の親たちの50%が赤ちゃんを世話することが「きつい仕事である」というトーマスの意見に賛成した。しかし、勇気ある1/4が赤ちゃんは「楽勝」と反論した。
その日の終わりにトーマスは彼女と彼女の夫がプラマイゼロになったと結論付けた。
エイミー・ホイップル・マイヤーズはフィラデルフィアにあるネスト・センター・シティで育児教室の主任インストラクターをしているが、彼女は親たちに負けん気をおこして他人のものが良く見えてしまう勘違いをしないように提言している。必要なら助けを求めなさい。彼女は言う。
ホイップル・マイヤーズはCBSに語った。「1時間は自分のために使うこと。家にいる親たちは与えてばかりだから、1時間充電が必要なの」
家での育児は本来仕事に行くより大変なものでしょうか?あなたが選ぶ人生がどうであれ、あなたが歩んでいる道がどんな状況であれ、そこにはたくさんのサポートがあります。
(大紀元日本ウェブ編集部)