中国政府系ハッカーの攻撃で富士通やNTTデータも被害に遭っていたという。ロイター通信が報じた(GettyImages)

富士通やNTTデータにも侵入 中国政府系ハッカーの攻撃で=報道

中国政府とつながりのあるハッカー集団「APT10」が昨年、情報を窃取する目的で日米の企業や政府に対して大規模なサイバー攻撃を行った問題で、富士通やNTTデータなど世界のハイテク大手を含む8社が被害を受けていたことが明らかになった。ロイター通信が複数の関係筋の話として伝えた。

このAPT10によるサイバー攻撃は、「クラウドホッパー作戦」と名付けられ、知的財産や経済情報の窃盗を狙った。米検察当局は、作戦に関与した中国国家安全省と関係する中国人2人を起訴した。

米検察当局によると、2人は米ヒューレット・パッカード(HP)、富士通、NTTデータ、印タタ・コンサルタンシー・サービス、南ア・ディメンションデータ、米コンピュータ・サイエンス・コーポレーション、DXCテクノロジーなどハイテク技術企業8社に不正侵入した。これらの顧客企業数十社にも被害が及んでいるという。

▶ 続きを読む
関連記事
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
現在、フランスで開催中のラグビーワールドカップ。その会場でも、日本人サポーターによる「試合後のゴミ拾い」が、模範的な善行として話題に上っている。
東京都内のマクドナルドの店舗で撮られた「T字型のイス」の写真が、ツイッターなどSNS上で話題になっている。台湾 […]
秋葉剛男国家安全保障局長は8月17日、中国・天津で中国外交担当トップの楊潔篪(ようけつち)共産党政治局員と会談 […]
大阪港湾局が昨年12月に武漢新港管理委員会とパートナーシップ港提携に関する覚書(MOU)を締結した問題をめぐっ […]