南シナ海
中国の支配進む南沙諸島、サンゴ礁を「永暑島」に名称変更 武力占拠の過去も
中国官製メディアは今年に入り、中国当局が軍事拠点化した南シナ海スプラトリー(南沙)諸島の人工島の映像や写真を報じた。
香港のアジア・タイムズ1月3日付によると、中国中央テレビ(CCTV)は年末特集番組のなかで、巡航ミサイル搭載型のH-6K(戦神)戦略爆撃機が離着陸できる3000メートル以上の滑走路など島内の様子を映した。番組は人工島と化したファイアリー・クロス礁の名称を「永暑礁」から「永暑島」に変えた。
この人工島には、大型船舶が停泊できる港湾施設や病院、居住・労働設備もあるという。さらに、早期警戒レーダー、近接防御火器システムなど軍事施設を備えている。
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