ドイツ外相ハイコ・マース氏(Heiko Maas)は、ドイツは台湾に係る問題解決のため、中国の武力行使は受け入れないと表明した(Sean Gallup/Getty Images)

ドイツ外相「台湾への武力行使は受け入れない」EU加盟国に同調求む

ドイツ当局は最近、台湾統一のために武力を辞さないという中国共産党政権の威圧を受け入れないとの態度を示した。台湾外交部(外務省)はこれに謝意を示した。

ドイツのハイコ・マース外相は1月16日、ドイツ国会の独台友情委員会で、台湾問題を解決する手段としての武力行使は拒否すると述べた。また外相は欧州連合(EU)加盟国も同じ立場を表明するよう求めた。

台湾外交部は20日発表の声明で、マース外相に謝意を示し、台湾は地域の平和と安定を維持するためにドイツと同じ価値観を共有する国々と協働すると述べた。

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