「王全璋弁護士を解放せよ」、世界16の弁護士団体が呼びかけ
世界人権デーである12月10日、世界16の弁護士団体が共同で中国当局に対して、拘束中の人権弁護士・王全璋氏の釈放と、王弁護士家族への不当な扱いの中止を求める書簡を送った。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が10日報じた。
中国当局は2015年7月9日、人権弁護士や人権活動家とその家族を一斉に拘束した。この出来事は「709事件」と呼ばれている。王弁護士は同年8月5日、警察当局に連行された。2016年1月天津市警察当局は「国家転覆罪」で王弁護士を逮捕した。
スイスのジュネーブ弁護士協会が、習近平国家主席宛て書簡への署名活動をスタートさせた。香港の中国維権弁護士注視組、台湾の台北弁護士公会人権委員会、国際弁護士協会人権研究所、スイス、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツなど各国の弁護士団体が書簡に署名した。
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