11月24日は一般社団法人和食文化国民会議(和食会議)が和食の大切さを考えるのを目的として制定した「和食」の日である。11月24日というのは、「いい(11)に(2)ほんしょ(4)く」という語呂合わせからきている。2013年、「和食」や正月を例とした日本人の伝統的な食文化がユネスコ世界遺産(無形文化遺産)に登録された。食文化は日本の平均寿命が長いことと深く関わりを持っていると思われている。
ハリウッドのセレブ女優や俳優のパーソナルトレーナーとして有名なハーレー・パスターナック(Harley Pasternak)氏が、彼の著作『ファイブファクターダイエット(The 5 Factor World Diet)』で1位を飾ったのがまさに「和食」であった。ヘルシーな和食は日本国民の寿命に大きく影響を与えているとパスターナック氏は言う。
和食は海外でも高く評価され、知名度を誇っている。その理由として挙げられるのが、素材の持ち味を引き出す味付けや、見た目を楽しむことができる飾りつけなどだろう。
また、ダイエットをする女性にとって西洋の肉や魚料理はカロリーが高いと感じられるが、和食なら懐石料理のように一汁三菜メニューや野菜中心の精進料理など、気軽に食事を楽しめるので世界中の人々から人気を得ている。
(編集・望月 凛)
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